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マイクロソフト、「Windows SBS 2011」を一般提供へ--「Colorado」製品群を整理する

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 末岡洋子2011年03月18日 14時32分
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 Microsoftは2010年12月、「Windows Small Business Server 2011」(SBS 2011)を製造工程(RTM)向けにリリースしたが、複数の筋からの情報によると、米国時間3月17日にやっと、その他のすべての販売チャネルでのSBS 2011の一般提供を開始したようだ。

 (Microsoft側に事実かどうか確認を求めているが、まだ返事はない。返事があれば報告したい)

 SBS 2011が一般提供となったのであれば、立派な開発コードネームを持つが正式名称を簡単におぼえられないWindows Server の「Colorado」製品群のうち、今後登場する製品の情報を改めてまとめておきたい。

 Colorado製品群は「Windows Server 2008 R2」のコードを土台としており、各製品でターゲットとしているユーザーは微妙に異なる。「Vail」はコンシューマー/エンターテインメント向けといわれており、それ以外の製品は中小規模企業(SMB)向けといわれている。以下にラインナップを記す。

 「SBS 7」(SBS 2011)はオンプレミスタイプの小規模企業向け「Windows Small Business Server 2008」(SBS 2008)の後継となり、「Standard」と「Premium Add-on」の2種類のエディションがある。2011年1月前半にボリュームライセンス顧客向けに提供を開始しており、1月半ばには評価版のダウンロードも始まっている。OEMとシステムビルダー経由での提供は2011年2月に開始していたようだ。予想小売価格は、Standard版が1096ドルで、CAL(Client-Access License)は約72ドル。Premium Add-onの場合は本体が1604ドルでCALは92ドルといわれている。

 「Breckenridge」(「Windows Storage Server 2008 R2 Essentials」)は、ネットワークストレージアプライアンス向けプラットフォームの最新版となる。OEM経由で提供されることになり、Microsoftはまだ同製品の正式版をリリースしていない。RTMは2011年3月末といううわさがある。

 Vail(「Windows Home Server 2011」)は、Microsoftのホームサーバだ。同製品から「Drive Extender」機能を削除するというMicrosoftの判断に、中核ユーザーとなるWindowsファンは不満を寄せているが、計画に変更はないようだ。うわさでは、Microsoftは3月末頃にVailをRTMにするといわれている。同社は2011年2月にリリース候補(RC)版を公開している。

 「Aurora」(「Windows Small Business Server 2011 Essentials」)は、オンプレミスとクラウドのハイブリッド型サーバだ。オンプレミスのServer Coreは、BPOSの「Office 365」およびその他のMicrosoftのクラウド製品(Microsoft側はまだ製品名を特定していない)で補完されることになる。2010年時点でMicrosoftの関係者は、予想小売価格を545ドル(CALは不要)と述べていた。AuroraのRC版は2011年2月にリリースされている。うわさ(Microsoftは認めていない)では、Auroraの正式版は2011年3月末にRTMになるとのことだ(リンク先のGeeksmack.netの情報では開発コード名が混乱しているようだが、無理もないことだ。おそらく、Vail、Aurora、Breckenridgeが3月にRTMになるといいたいのだと思う)。

 わたしが注目しているのはAuroraの動向だ。販売面からみて、SBS 2011と対比してどうなるのか。SMB顧客やパートナー企業は、オンプレミスとクラウドのハイブリッドサーバを導入する準備ができているのだろうか?

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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