iPad 2の純正カバー「Smart Cover」にも注目--国内でもプレス向けに公開

坂本純子(編集部)2011年03月03日 19時29分

 アップルは米国時間3月2日、サンフランシスコで開催したイベントにて「iPad 2」を発表した。米国で3月11日から発売し、日本では3月25日にソフトバンクモバイルより発売される見通し。

  • 「Smart Cover」は10色がそろう

 イベントでは、iPad 2ほか「iOS 4.3」を3月11日にリリースすると発表。さらに、iPadとiPad 2向けに「iMovie」と「GarageBand」を披露し、これらも3月11日にApp storeにて発売される。

  • カバーの表面には折り目がついている

 国内では、プレス向けに米国で行われたイベントのビデオをアップルストア銀座にて上映。発売に先駆け、タッチアンドトライの時間が設けられた。iPad 2の新ボディや機能もさることながら、マグネット式の新しい純正カバー「Smart Cover」も注目を集めている。ここでは、Smart Coverを装着するビデオを紹介する。

 Smart Coverは、アップルがiPad 2のために作ったカバーだ。10種類から選ぶことができ、ポリウレタン製のカバー5種類と、アニリン染めのイタリア製レザーのカバー5種類がそろう。裏地にはマイクロファイバーが使われており、スクリーンの汚れを拭き取れるとしている。

  • カバーを折りたたむとスタンドになる

 このカバー、取り付けるのは非常に簡単だ。iPad 2のフレームの中には、Smart Coverのジョイント部分に合うようにマグネットが並んで組み込まれている。さらにSmart Cover側にも強力なマグネットが埋め込まれており、本体にカバーを近づければiPad 2にピッタリとフィットするしくみだ。

 また、カバーは折りたたむことができる。日本ではなじみのある“風呂のフタ”にも似ていると話題になっているが、実は折りたたみ方によってキーボードスタンドにも本体のスタンドにもなるという利便性を兼ね備えている。

 さらに、カバーを閉じるとiPadが自動的にスリープ状態になり、カバーをめくるとiPadはすぐに復帰する。従来のようにボタンを押す必要がなくなった。

スリープ状態から復帰する「iPad 2」
雑音が多いが、耳を澄ますと「カチッ」とマグネットが合う音が聞こえる

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