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「iPad 2」ハンズオン--待望の新モデルの仕上がりをチェック - (page 2)

文:Donald Bell(CNET News) 翻訳校正:緒方亮、長谷睦2011年03月03日 12時27分
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 実際には、2つのカメラはAppleのビデオチャットアプリケーション「FaceTime」をサポートする手段として搭載されている。これによりFaceTimeはMac、iPhone、iPod touchに加え、iPad 2でも使用可能になった。アニメ「宇宙家族ジェットソン」に出てくるようなテレビ電話の登場を待ちわびていたなら、iPad 2搭載のFaceTimeはそれにかなり近い。より小型の機器と違い、iPad 2の9.7インチディスプレイでは人物の顔を実物大で表示できる。デスクトップPCやノートPCのビデオ通話なら今までも可能だったが、手で持って歩ける機器に実物大の人の顔が収まっているのを見るのは、不思議な感覚だ。ただしFaceTimeはまだWi-Fi経由での接続にしか対応していないので、車内でのiPadを使ったビデオ通話は今のところ不可能だ(おそらくその方が人類にとってはプラスと言えるだろう)。

 本体と同時に発表されたiPad 2向けApple製アプリには、ほかにも「GarageBand」と「iMovie」がある。Appleの「iOS」デバイスの中で見ると、iPadはiMovie(ならびに、iMovieに必要なカメラ)への対応は最後になったが、GarageBandはiPad 2が初搭載デバイスとなる。

 内部に目を向けると、iPad 2には自慢できる点が多々ある。まず、2倍の速度と9倍のグラフィック性能をうたうデュアルコアA5プロセッサが採用されている。iPad 2でアクションゲーム「Infinity Blade」を少し試してみた。筆者のゲームの腕の悲惨さはさておき、グラフィックの速度やディテールの細やかさ、流れるような動きには感心した。

 ライバルに強烈なインパクトを与えることが確実なもう1つの機能は、HDMIビデオ出力だ。Apple Digital AVアダプタ(39ドルで別売り)を使えば、標準のHDMI接続でテレビに画面表示をミラー出力できる。対応解像度は1080pのうえ、これまでのiPad向けビデオ出力ソリューションと異なり、出力対象は動画再生やプレゼンテーションに限定されない。動画、写真、ゲーム、あるいはホーム画面でも、ディスプレイに表示されるものはすべて家庭のテレビにミラー出力できる。

 では、iPad 2は2011年を制するタブレットとなるだろうか?もちろんだ。対応アプリが最も多く、最も薄く、バッテリの駆動時間は最長、価格にも競争力がある。しかも、iPadに満足している多くの既存顧客が、その魅力を自ら積極的に宣伝してくれるのだ。GoogleやHewlett-Packard(HP)、Research In Motion(RIM)との競争で、2011年もタブレット市場は面白い状況が続くだろうが、筆者が2日のイベントで見たものから判断して、この1年もiPadがトップに君臨し続けることはまず間違いないだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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