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Kinectの世界展開--MSが取り組んだ文化と言語の壁 - (page 2)

文:Josh Lowensohn(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2011年03月07日 07時30分
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 システムをKinectimalsに慣らすため、Microsoftは6~12歳の少年10人と少女10人、18~50歳の男性5人と女性5人を集めて、それぞれのコマンドを2~3回発音してもらった。そして、コマンド用語集を精査して似すぎたコマンドがないことを確認し、4人の男性と4人の女性にすべてのコマンドを発音してもらい、システムに認識されることを確認した。Kinectimalsはローカライズされてさまざまな市場で発売されるが、そのすべてでこの作業が繰り返されることに留意してほしい。

 Kinectがリリースされるまで、ゲームのローカリゼーションに関してほかに2つの問題があった。秘密にしておくこととスペースの問題だ。MicrosoftのローカリゼーションプログラムマネージャーであるLief Thompson氏は、その期間は同社にとって非常に大変な時期だったとしている。Microsoftは当初、ゲームのローカリゼーションに関して同プラットフォームのテスト作業をサードパーティーに任せるつもりだったが、開発機を人目に触れない安全な場所から出さないように対策を講じる中で、さまざまな問題に直面した。Kinectはまだ発売されていなかったため、Microsoftはテストが行われている施設にしっかり鍵がかけられていることだけでなく、警備員が24時間体制で監視しており、写真を撮られる危険性がないことも確認する必要があった。

 Microsoftはスペースに関しても問題に直面した。Kinectでプレイするには、40~50平方フィート(約12.2~15.2平方m)という広いスペースが必要だった。この2つの問題を同時に解決する方法は、テスト機をワシントン州レドモンドのMicrosoftのキャンパスと、ダブリンと東京の同社オフィスの内部に留めておくことだった。特に東京オフィスは、ローンチタイトルの5本を日本語、韓国語、繁体字中国語にローカライズできるように、3つのテストベイを新たに設ける必要があった。

 「時間が足りなくなっていた。2010年6月に入ってかなりの日数が過ぎたころ、Microsoftにあるさまざまな場所をくまなく調べていた」(Thompson氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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