Googleの「Android Market」で、Androidユーザーが電子書籍をダウンロードできるようになった。また、映画や音楽が近いうちに提供されそうな兆候もある。
Googleは「Google eBookstore」を2010年12月に開始したが、今度はAndroid Marketにも幅広いタイトルを用意し、ユーザーがブラウズ、購入、ダウンロードできるようにしている。伝記、ミステリ、SFなどのカテゴリから探すか、書名で書籍の検索ができる。ユーザーは選択した書籍を直接ウェブで表示してもいいし、Androidデバイスにダウンロードして無料アプリケーション「Google Books」を使って読んでもいい。
しかし、SlashGearやその他が指摘しているように、Googleは次の目標を音楽と映画に置いている可能性がある。試しに「http://market.android.com/movies/」や「http://market.android.com/music/」とURLを打ち込んでみると、「ページが見つかりません」という通常のエラーメッセージは出ず、Android Marketのトップページに転送される。このことは、そのうちこれらのドメイン名が実際に使われるようになる可能性を示唆している。
Googleが音楽ストアを開始するという噂は、1年以上も前から流れている。最近の報道によると、Googleは近いうちに自社のオンライン音楽サービスを開始するという。
Googleは最近、Android Market強化の一環として、ウェブベースでアプリケーションをダウンロードできるようにしたり、各アプリケーションについての詳しい説明を提供したりしている。現在のところはAndroid向けソフトウェアを入手できるオンラインサイトとして最も人気の高いサービスとなっているが、Amazonが独自にAndroid向けアプリケーションのストアを開始すれば、Googleも競争を避けられないことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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