Windows XPから6年後、「Windows Vista」では、Aeroでユーザーインターフェースが大きく変わり、Startメニューにも多くの変更が加えられた。最も顕著な変化はStartボタンだ。Startという文字を伴った箱型から、Windowsのフラグだけをあしらった光沢のある球状のボタンに変更された。もう1つの大きな変化は、Start Searchボックスだ。これは同OS全体の主な検索インターフェースとして機能する。
新しいStartメニューは2面メニュー構造を維持している。左側には、固定表示されたアプリケーションと直近で使われたアプリケーションが並ぶ。右側には、標準的な項目が並ぶ。しかし、右側の項目は、テキストのみで個々のアイコン表示はなくなった。右側上部にアイコンが表示される部分があり、各項目にマウスオーバーするとアイコンが切り替わる仕組みになっている。例えば、Control Panelにカーソルを合わせると、Control Panelアイコンが右側上部に表示され、Helpにカーソルを合わせると、Helpアイコンが表示される。また、「My」という文字がなくなったことも気がつくだろう。My Computerは単にComputerとなっている。
シャットダウンボタンは、スリープ、ハイバーネーション、シャットダウンのどれかを割り当てた単なるボタンとなっている。また、システムをロックするボタンがあり、シャットダウンのオプションをすべて表示する小さなメニューがロックアイコンの隣に表示されている。
提供:Greg Shultz