Millennial Mediaの2011年1月の「Mobile Mix」レポートによると、同社のモバイル広告ネットワークで最も普及しているスマートフォンプラットフォームとして、GoogleのモバイルOS「Android」は首位の座を強固にしているという。
1月に同社ネットワーク上でスマートフォンプラットフォームを対象に行った調査では、全広告インプレッション数に占めるAndroidのシェアは54%で、2010年12月の46%から上昇した。同じ時期、Appleの「iOS」のシェアは、12月の32%から1月の28%へと落ち込んだ。
第3位はResearch In Motion(RIM)の「BlackBerry」で、14%のシェアを獲得した。これに続いたのはNokiaの「Symbian」とMicrosoftの「Windows Mobile」で、全広告インプレッション数に占めるシェアはそれぞれ1%だった。
同レポートによると、Androidは首位のスマートフォンOSであるかもしれないが、視点を変えて機器メーカー別に見ると、Appleが大差で首位の座を維持しているという。
「iPhone」「iPod touch」「iPad」を合わせると、1月の全広告インプレッション数に占めるシェアは26%で、12月の24%から増加している。Millennial Mediaの広告ネットワーク上で追跡されたすべての通信機器の中で、iPhoneは首位の座を維持したが、これに続くiPod touchは、1月にシェア8%で第2位にもぐり込んだ。
他の機器メーカーの中では、HTCが1月に広告インプレッション数に占めるシェアを36%伸ばし、主要メーカー15社中第2位に躍進した。全体的に見ると、HTCの全広告インプレッション数に占めるシェアは21%で、Millennial Mediaの機種別上位30位のリストには、第3位の「Nexus One」スマートフォンを筆頭に、同社の8機種がランク入りした。
HTCと競合するAndroid機器メーカーのサムスンは、第3位に順位を下げたが、「Epic」と「Galaxy 5」のスマートフォン2機種は、1月に初めて上位30位のリストに入った。総合的には、サムスンはMillennial Mediaが追跡した全広告インプレッション数の15%を占め、7機種が上位30位に入った。
第4位はRIMで、全広告インプレッション数に占めるシェアは10%だった。また、同社のBlackBerryスマートフォン5機種が上位30位のリストに入った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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