富士通と米Oracle(オラクル)は2月9日、協業の契約延長とオラクル製品のグローバルな販売契約に合意したことを発表した。
具体的には、「SPARC Enterpriseの共同開発の延長」「両社共同による開発・マーケティング・販売活動の強化」「広範囲な製品販売契約」について合意したという。
富士通とSun Microsystemsが共同で開発し、販売を行ってきたUnixサーバであるSPARC Enterpriseについては、共同の製品開発に加え、SPARC/Solarisサーバ製品のプロモーション活動を強化するという。特に「Mシリーズ」においては、今後3年間で15倍の性能強化を行うロードマップを公開しており、今後も継続的に強化を図っていくとする。
そのほか、ミッションクリティカルシステムにおいて、Oracleソフトウェアが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、両社製品上での最適化や評価、試験を含めて、共同開発を行っていくほか、富士通はソフトウェアにおいて、オラクルのパートナーネットワーク契約に調印し、より広範囲にOracleのソフトウェア製品を全世界で再販していくという。
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