Verizon Wirelessは米国時間2月3日、長い間待ち望まれていた同社版「iPhone」の予約注文受付を開始し、比較的順調な滑り出しを見せた。
Verizon Wirelessは米国東部標準時間3日午前3時から、同社の既存顧客を対象に、Verizon版iPhoneの予約注文受付を開始した。その他の消費者向けには、2月10日からオンラインおよび小売店において販売を開始する。
多くのiPhoneファンが覚えているように、2010年6月にはiPhone 4を予約注文しようと顧客が殺到し、AT&Tのウェブサイトがダウンした。AT&Tによる受付処理ができなくなり、多くの顧客が予約を試みたもののタイムアウトや受付処理失敗を受けて、購入をあきらめることとなった。
3日には、Verizon Wirelessのウェブサイトにおいてページのローディングに時間のかかった顧客も一部いたものの、ほとんどの顧客が注文を完了することができた。
Verizon Wirelessの広報を担当するBrenda Raney氏は、「ほとんどの顧客が注文を完了することができている」と述べた。しかし同氏は、一部の顧客に問題が生じたことを認めた。
「問題が生じた顧客については、原因はアカウントに固有のものである場合が多く、システムに起因するものではなかったことがわかっている」と同氏は電子メールで述べた。「すべてのケースにおいて、特定の顧客に関する問題を認識した場合、直接その顧客とともに問題の解決に当たっている」(Raney氏)
アナリストらは、Verizon WirelessのiPhoneが多大な人気を得ると予測している。Verizonは、1月の第4四半期の電話会議において、2011年に約1100万台のiPhoneを販売する見込みであると述べており、その数は金融アナリストらの予測の平均値と一致する。
◇日本の影響
Verizon版iPhone発売が日本に与える衝撃
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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