フィンランドに拠点を置くNokiaは現地時間1月27日、2010年第4四半期(12月31日締め)の決算を発表した。第4四半期の売上高は126億ユーロ(172億ドル)で、前年同期から6%増加している。純利益は7億4500万ユーロ(10億200万ドル)となり、前年同期の9億5000万ユーロから21%減少した。Nokiaは、利益が減少した原因を、携帯電話市場における競争の激化に加えて、さまざまな部品の不足と、需要と供給のバランスをとることの困難さにあるとしている。
Nokiaによれば、世界の携帯電話市場における2010年第4四半期の同社のシェアは31%であり、前年同期の35%からは減少したが、2010年第3四半期の30%からわずかに増加したという。同社のモバイルデバイスの販売台数は合計1億2370万台であり、前年同期から3%減少したが、前四半期からは12%増加した。スマートフォンとモバイルコンピュータを合わせた販売台数は2830万台で、前年同期から36%の増加となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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