「Windows Phone 7」搭載端末の出荷台数が200万台突破

文:Josh Lowensohn(CNET News) 翻訳校正:佐藤卓、長谷睦2011年01月27日 11時44分

 Microsoftが、「Windows Phone 7」を搭載した携帯電話の販売台数が累計で200万台を超えたと発表した。ただし、これは移動体通信事業者と販売店に対して販売された携帯電話の数であり、必ずしも消費者が購入した実数を示すものではない。

 Microsoftが「Windows Phone 7」の販売実績について初めて発表した2010年12月後半の時点では、販売台数は150万台を超えていた。その際、「Windows Phone」の事業およびマーケティング担当バイスプレジデントであるAchim Berg氏は、この販売数について同社の予想と「一致している」と語っていた。

 Windows Phone 7のシニアプロダクトマネージャーを務めるGreg Sullivan氏は米CNETの電話取材に対し、確かに販売台数は同プラットフォームの成功を図る1つの指標ではあるが、先行指標としてより重要なのは顧客の満足度と開発者による投資だと語り、これらの点に関して同社は満足していると述べた。

 「Windows Phone購入者の93%がWindows Phone 7に『満足』または『非常に満足』だとしており、90%はWindows Phoneを他の人に勧めると述べていた」とSullivan氏は言う。この数字は数百人のWindows Phone 7購入者を対象に行った最新の調査に基づくものだ。

 振り返れば、Microsoftの最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏は2011 International CESの席上で、Windows Phone 7を見た人は「一目ぼれする」と断言し、消費者にWindows Phone 7を手にとってもらうことが「最優先すべき課題」になるだろうと語っていた。そのために、Microsoftはさらなるマーケティング活動を計画しているとSullivan氏は述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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