MicrosoftのWindowsコンシューマーマーケティング担当コーポレートバイスプレジデントのBrad Brooks氏が、Juniper Networksに移籍した。
Juniperは米国時間1月19日、Brooks氏がJuniperのワールドワイドエンタープライズマーケティングおよびソリューション担当バイスプレジデントに就任することを発表した。
Windowsの動向を追っている人なら覚えているかもしれないが、MicrosoftからJuniperに移籍したのはBrooks氏が初めてではない。以前、Microsoftでプラットフォームとサービス事業部を率いていたKevin Johnson氏も2008年にMicrosoftを辞め、Juniperの最高経営責任者(CEO)に就任した。MicrosoftでCEOを務めるSteve Ballmer氏はその後、プラットフォームとサービス事業部を分割し、WindowsおよびWindows Live事業とオンラインシステム事業の2事業部体制にした。
Brooks氏は2002年にMicrosoftに入社し、初期段階にあった「Windows XP Media Center Edition」の事業開発およびマーケティングに携わった。
MicrosoftにBrooks氏の後任について確認したところ、Microsoftの関係者は、後任人事に関する今度の計画についてコメントを控えた。
Microsoftは、「Windows 8」として知られている次期Windowsの開発を進めているところで、当分は現行版である「Windows 7」を売り込んでいくつもりだ。
Microsoftの関係者はWindows 8の発表時期に関する計画について多くを語っていないが、次期WindowsはWindows 7の登場から24から36カ月後に登場すると以前に述べていた。つまり、Microsoftがどのように計算するのかにもよるが、2011年から2012年のいつかということになる(しかし、Microsoftウォッチャーの多くは、2011年に出てくるのはWindows 8のベータ版と予想している)。
Microsoftは先に、次期Windowsはx86に加え、ARM、Intel、AMDのSoC(システム・オン・チップ)に対応、省電力の小型端末で動くようになることを明らかにしている。
更新情報:読者のRomit Mehta氏から、Microsoftで以前、ウェブプラットフォーム担当グループプロダクトマネージャーを務めていたLauren Cooney氏も最近、Juniperに移籍したと教えてもらった。Cooney氏は現在、Juniperで開発者エバンジェリズム担当ディレクターを務めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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