グーグルやFacebookら、主要サービスでIPv6アクセス試験--6月実施

文:Ben Woods(ZDNet UK) 翻訳校正:編集部2011年01月14日 08時22分
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 FacebookやGoogleといったインターネット上で最も人気の高いいくつかのドメインが2011年夏、新しいインターネットプロトコルであるIPv6への移行のための準備として、主要なサービスを24時間IPv6対応にするテストを実施する予定だと、非営利団体のInternet Society(ISOC)は述べた。

 ISOCは英国時間1月13日、Facebook、Google、および米Yahooが6月8日、コンテンツ配信ネットワークのAkamaiとLimelightと共同で、自社の主要なウェブサイトにおけるサービスのパフォーマンスをテストすると述べた。

 Googleは、IPv6のみに対応するサイトを2008年から提供しているが、同社の主要なドメインであるGoogle.comとYouTube.comへのすべての訪問者に対し、IPv6対応にするのはこれが初めてとなる。

 ISOCの最高インターネット技術責任者を務めるLeslie Daigle氏は声明で、「インターネット業界に、共同でIPv6への準備体制をテストする機会を与えることにより、IPv6の大規模な採用に向けた地盤を固め、IPv6を主流として利用するための準備が整うことを期待している」と述べた。

 Daigle氏は、他の任意のサイトがテストに参加することも歓迎している。「規模が大きいほど、すべての参加者にとってより効果的なテストとなるだろう」と同氏は述べた。

 現行のIPv4プロトコルではインターネットアドレスが枯渇しつつあるため、IPv4システムからIPv6への移行が必要である。TCP/IPの共同発明者であるVint Cerf氏は2010年11月、IPv4のアドレスは2年以内に枯渇すると述べた。つまり、IPv4システムを利用していたのでは、これ以上新しいデバイスを登録できなくなる。

 ISOCによると、6月のテストの主な目標の1つは、IPv6に潜む問題について、実際に生じる前に明らかにし、対処することであると述べた。ただし、それでも後になって問題が生じる可能性はあると同団体は述べている。

 同団体は、「これは、IPv6の初めてのグローバルな試行であるため、準備が整っていないネットワークに問題が生じる可能性がある。まれなケースではあるが、設定や動作に誤りがあるネットワーク機器を使用するユーザーが、テストに参加しているウェブサイトに試行期間中にアクセスする際、接続性の問題が生じる可能性がある。是正策を講じない場合でも、接続性の問題による影響を受けるのはインターネットユーザーの0.05%未満、つまり約2000人に1人の割合になると思われる」と述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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