UPDATE Microsoftは、サンフランシスコ中心部にある同社オフィスで開催したBing Search Summitにおいて、同社検索サービス「Bing」の検索結果から音楽やイベント、映画、画像などをより視覚的に検索する方法をはじめ、Bingの検索結果ページおよびBingモバイルアプリケーションで提供されている機能の改良点を発表した。
Microsoftの研究開発担当シニアバイスプレジデントを務めるSatya Nadella氏は、Bingチームが同検索エンジンを視覚的により美しいものにするためにどれだけの労力を費やしたかを詳細に説明した。同チームは、400もの「独自の視覚的エクスペリエンス」をBingに組み込んだという。アクションに基づいて、各エクスペリエンスが提供される。
アクションは、ユーザーが検索する際に求めるものによって分類される。検索対象を重要度の高い順に並べると、音楽、衣服および靴、民生電子製品、レシピ、家具、そして、もはや映画館で観るものではなくなった映画となる。Bingチームは、より効率的に結果を提供する方法を考案するために、これらの各項目に対し、検索を開始した際にユーザーが何をするかという点を詳細に調査したとNadella氏は述べた。例えば、映画の場合は、上映時間の検索や、IMDbやRotten Tomatoesなどによるランキングの閲覧がこれにあたる。
Microsoftは、画像検索にも改良を加えた。無限スクロール機能や、ページの上部に表示される一連の関連画像検索であるスマートタブと呼ばれるものなどを追加した。これらのタブをクリックすると、ページを変えることなく別の画像検索が開始される。
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