Bing MapsではEveryScapeとも提携し、地図内の店舗情報に360度のパノラマ表示機能が追加された。同様に、ユーザーはモバイル版Bingアプリケーションを使用して、Occipitalの「360 Panorama」アプリケーションのような形式で独自のパノラマ画像を作成可能になった。作成後はMicrosoftの「Photosynth」サイトにアップロードできる。
Bingアプリケーションに追加される新機能はこれだけではない。Microsoftは、街の通りを仮想的に自らの視点で歩き回ることができる「Streetside」技術も実装した。
Streetside表示では、モバイル版アプリに特有の機能として、デスクトップ版で操作するよりもさらにズームアウトした表示が可能になる。Aguera y Arcas氏の説明によると、この機能により、ユーザーはなじみのない場所でもさらに広範囲を把握できるうえ、目印となるものを探しやすくなるという。
その他のモバイルアプリへの追加機能としては、ジオフェンシング(特定のエリアにモバイル機器が近づいたり離れたりした時に通知する機能)やリアルタイムの公共交通機関スケジュール表示、画像読み取り機能を利用した新しい検索ツールなどがある。これにより近隣を走るバスや電車が次に来る時間を検索したり、ルート案内の一環としてスケジュール表示機能を利用したりできる。また、画像検索ツールでは、携帯電話のカメラから文字列を認識し、必要な部分をタップするだけで検索がスタートする。
これらの機能は、Bingのブラウザ検索に実装される機能も含め、今後数週間のうちに公開される予定となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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