Microsoftは、触覚の要素を強化したタッチスクリーンの実現を目指しているのかもしれない。
Microsoftが出願した、光誘起の形状記憶高分子によるディスプレイ画面に関する特許が、米国時間11月25日に公開された。簡単に言うと、リアルな質感と触覚フィードバックを提供するタッチスクリーンであり、ユーザーに実際の対象物を触っているような感覚をもたらすものだ。
New Scientistの記事によると、Erez Kikin-Gil氏が発明したタッチ画面は高分子でコーティングされ、画面の下からさまざまな波長の紫外線がピクセルにあたると、この高分子が形状を変えたり維持したりできるという。
このスクリーンは、単に画像を表示するだけではなく、特定のインターフェース(たとえばバーチャルキーボードなど)でユーザーが各キーを押すと触覚フィードバックが得られるような機能を実現する可能性がある。
特許文書によると、この技術はまず、携帯電話やタブレットよりも先に、Microsoftの「Surface」のような大型画面の製品分野に導入される見込みだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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