Appleが特許を出願した3件の技術が米国時間7月2日に公表された。これらの技術は、触覚フィードバック、指紋認識、RFIDに関するものだ。
触覚フィードバックに関する特許は、もし承認されれば、「iPhone」に(それにおそらくは他のApple製機器にも)採用されることになるだろう。iPhoneと競合する端末は、画面上のソフトウェアキーボードなどですでに触覚フィードバックを提供している。
触覚技術では、ユーザーがタッチスクリーンを使用する際に、振動や圧力といった形で感覚的なフィードバックを返すことが可能となる。簡単に言えば、触覚フィードバックを採用したタッチスクリーン上のキーを触ると、本物のボタンを押すのにより近い感覚がもたらされるのだ。
指紋認識に関する特許は、認証やセキュリティとは直接関係がなく、どの指が使われているかを識別して、指ごとに機能を切り替えるというものだ。
RFIDリーダーに関する特許は、タッチスクリーン自体の回路にRFID通信回路を組み込む技術だ。
ただし、これら3件はいずれも特許出願中の技術であり、こうした機能がiPhoneや他のApple製機器に搭載されるまでには長い年月がかかる可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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