IDCは米国時間11月11日、世界マイクロプロセッサ市場の最新の調査結果を発表した。2010年第3四半期の売り上げは第2四半期からわずか2.5%の増加であり、出荷は2.1%の増加だった。前年同期比では売り上げは24.1%増、出荷は8.6%増となった。
例年は、第2四半期から第3四半期の売り上げは約9%増、出荷は約10.6%増となっている。IDCによると、今期は需要の冷え込みがサプライチェーン全体に影響したという。
分野別に見ると、モバイルPCプロセッサの出荷は前期比で1.6%増、サーバプロセッサは4.1%増、デスクトッププロセッサは2.4%増となった。前年同期比では、このうち2つが前期比よりも伸び率が高く、モバイルPCプロセッサは13.3%増、サーバプロセッサは24.4%増となったが、デスクトッププロセッサは1.7%増にとどまった。
チップメーカーのシェアとしてはIntelが80.4%で前期比0.3%減、Advanced Micro Devices(AMD)は0.2%増の19.2%となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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