Intelはプロセッサの価格表を更新し、「Core i」シリーズで新たに発売となったプロセッサを複数追加した。その中には、広く普及している「Intel Core i5」および「Intel Core i7」の新製品が含まれる。
米国時間9月26日付けで更新となったプロセッサ価格表には、ノートPC用のCore i5モバイルプロセッサ2種「i5-580M」と「i5-560M」が新たに追加された。2.66GHzのi5-580M(3MバイトのL3キャッシュ、2コア、4スレッド)は266ドル、もう1つのi5-560M(クロック速度は同じ)は225ドルだ。
Intelはまた、1.33GHzの「i5-560UM」(3MバイトのL3キャッシュ、2コア、4スレッド、製造プロセス32ナノメートル)も新たに追加し、価格を250ドルとした。「UM」とは「ultralow power mobile」(超低消費電力モバイル)を意味し、この名称のついたプロセッサは通常、超薄型ノートPCに搭載されるほか、タブレットPCにも搭載される。
ハイエンドシリーズのCore i7モバイルプロセッサにも、いくつか新製品が加わった。2.8GHzの「i7-640M」(4MバイトのL3キャッシュ、2コア、4スレッド)は346ドルだ。
より電力効率の良い2.26GHzの「i7-660LM」(4MバイトのL3キャッシュ、2コア、4スレッド、製造プロセス32ナノメートル)は同じく346ドル、最も電力効率の良い1.46GHzの「i7-680UM」(4MバイトのL3キャッシュ、2コア、4スレッド、製造プロセス32ナノメートル)は317ドルとなっている。
Intelはまた、モバイル向け「Intel Celeron」プロセッサにも新たに「P4600」と「T3500」を追加しており、価格はそれぞれ86ドルと80ドルだ。
なお、価格はすべて1000個ロット時の単価となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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