市場調査会社のIDCが米国時間8月19日に発表したレポートによると、2010年第2四半期(4-6月期)におけるPC向けマイクロプロセッサの世界での出荷数と売上高がそれぞれ前期比3.6%、6.2%の伸びを示したという。
平均的に第2四半期は第1四半期に比べ、出荷数が1.6%増える一方で売り上げが2.8%減少することから、2010年第2四半期のパフォーマンスは好調と言えるとIDCは述べる。
PCメーカーは同四半期に従来より高額のPCプロセッサを購入し、より多くのモバイルやサーバ向けプロセッサを買い求めた。モバイルPCプロセッサの出荷数が前期比6.5%増、PCサーバプロセッサの出荷数が前期比6.1%増を記録している。その一方でデスクトップ向けプロセッサの出荷数は0.1%減少した。
第3四半期の予測についてIDCは、8月にプロセッサ需要が弱まる見込みだと述べる。大手企業がOEM業者へのPC生産の発注を減らしており、その結果、部品メーカーへの発注が減っているとIDCのリサーチディレクターShane Rau氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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