「Internet Explorer 8」(IE8)の「SmartScreen」フィルタの問題によって、米国時間11月4日、多くのユーザーがさまざまなサイトにアクセスできなくなる事態が発生した。SmartScreenはIE8から導入された機能で、フィッシングサイトやマルウェアサイトであると報告されたサイトにユーザーがアクセスしようとすると警告し、そのようなサイトからのソフトウェアダウンロードをチェックするもの。TwitterにはIE8ユーザーの不満の声が多数投稿され、その中には、銀行や金融関係の正当なサイトが、悪意のあるサイトであるという誤った警告が表示されたとのツイートもあった。
Microsoftの広報担当者は声明で、「本日、SmartScreenフィルタが誤って複数のウェブサイトをブロックしていた。この問題は解決された。影響を受けた顧客とサイトにお詫びしたい。われわれは原因を突き止め、予防処置を講じた。当社はセキュリティを重視し、信頼性の高いブラウジング体験を提供することに全力を尽くしている」と述べたものの、問題の原因や影響を受けたサイトの詳細な情報は明らかにされなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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