アイファイジャパンは10月28日、全Eye-Fiカードユーザーを対象に、パーソナルクラウドサービス「Eye-Fi View」を国内でも提供すると発表した。米国で27日にローンチされた。
Eye-Fi Viewは、サーバ上に7日間、画像や動画を保存できるサービスだ。7日間の範囲であれば保存容量は無制限。無料のサービスに加え、容量無制限、無期限で使用したい人に向けた「Eye-Fi Premium」サービスも用意する。月額480円もしくは年額4800円で利用可能だ。
Eye-Fi View利用するには、Eye-Fi管理ソフト「Eye-Fi Center」をアップデートする。新たに電子メールで送信できる「メール」ボタンが搭載されており、画像の共有も簡単にできる。
送りたい画像を選択した後、メールボタンをクリックすると専用アルバムを作成できる。送りたい画像がEye-Fi Center内にない場合、PC内からEye-Fi Centerのファイルトレイにドラッグ&ドロップすれば、自動的にクラウド上にアップロードし、まとめてアルバムを作成してくれる。
メールは、Gmail、Hotmail、Yahoo!メール、電子メールを選択できるほか、アルバムを閲覧できる専用リンクが表示され、Twitterやメッセンジャーなどで友人らに送ることも簡単にできる。
URLを受け取った側は、誰でもPC、iPad、スマートフォン(iPhone、Android、Windows PhoneなどJava Scriptが動作するもの)からアクセスし、それぞれに最適化された状態でアルバムを閲覧できる。PCならばフルサイズのファイルを一括でダウンロードすることも可能だ。受け取る側は、Eye-Fiユーザーである必要や会員の登録なども必要なく、手軽に写真をシェアできることを特長とする。
同時に、「Connect X2」のユーザーを対象に、ジオタグや公衆無線LANサービスのアップグレードも開始する。アップグレードはEye-Fi Centerから行え、価格は各2980円。
アイファイジャパンの代表取締役である田中大祐氏は、ユーザーリサーチの結果、写真の共有の手段としてメールを利用する人が最も多かったと語る。メールは、見てもらえる確率が高く、信頼性がある一方で、複数の画像を送りにくいという問題があったとした。
操作の手軽さと複数プラットフォームで閲覧できる自由度の高いEye-Fi Viewにより、より手軽に写真を楽しめるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス