Eye-FiのSDカードは、ワイヤレスネットワークを利用して、撮影したばかりの写真や動画をカメラから取り出し、コンピュータに保存したりお気に入りの共有サイトにアップロードするためのかなり優れたソリューションである。これまで、自分のコンピュータ以外からコンテンツへのフルアクセスを得るのは容易ではなかったが、米国時間10月27日にローンチされた「Eye-Fi View」はこの問題を解決する。同サービスは、同社のクラウドストレージへの写真や動画の保存を可能とすることにより、ウェブに接続された任意のコンピュータや携帯端末からそうした写真や動画を参照したり共有したりできるようにする。
また、新しい機能の1つとして、電子メールボタンが写真や動画を閲覧するための「Eye-Fi Center」ソフトウェアのアップデート版に搭載された。このボタンにより、電子メールを使ってコンテンツを任意のユーザーと個人的に共有可能になっている。操作はドラッグ&ドロップで行うことができる。Eye-Fiがコンテンツを保存し、電子メールの受信者にシングルリンクを送付するため、受信者はアカウントを作成したりどこかにログインしたりすることなく、フル解像度でコンテンツを閲覧およびダウンロードすることができる。
Eye-Fiを使用するユーザーならば誰でもこの電子メール共有機能が利用できるが、「Eye-Fi X2」カードを使用すれば、Eye-Fi Viewアカウントにコンテンツを自動的に送信するというオプションを選択することができる。コンテンツはアップロード後、7日間無料で保存される。6日目にそのコンテンツの一部または全部を誰かに電子メールで送付すると、そのコンテンツは再び、その日から7日間無料で保存される。これを無限に繰り返すこともできるが、月額4.99ドルまたは年会費49.99ドルを支払って「Eye-Fi Premium」アカウントを取得すれば永久にコンテンツを保存することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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