現在「Microsoft Office 2010」のベータ版を実行しているユーザーは、あと3週間ほどしかこのソフトウェアを使用できない。
Microsoftは米国時間10月11日付けのThe Microsoft Office Blogブログで、Office 2010ベータ版の使用期限が10月31日に切れることを改めて指摘した。これはつまり、インストールしてあるOffice 2010ベータ版がハロウィンの夜にすべて動作を停止することを意味する。
Office 2010ベータ版は約1年前に公開され、Microsoftの統計によると900万件を超えるダウンロードを達成して大きな成功を収めたという。これは、Office 2007ベータが達成した数字の6倍以上に相当すると同社は述べている。
Office 2010の正式版をインストールしたいユーザーは、まずベータ版をアンインストールする必要がある。Microsoftは製品版の購入を計画している消費者に対し、環境保護を支援する意味から、パッケージ版ではなくダウンロード版で購入するよう勧めている。Office 2010はMicrosoft自身も含め、さまざまなオンラインベンダーから提供されている。
このソフトウェアは、(北米では)消費者市場向けに3つのバージョンが用意されており、「Office Home and Student 2010」が149.99ドル、「Office Home and Business 2010」が279.99ドル、「Office Professional 2010」が499.99ドルとなっている。Office Home and Studentには、「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」が搭載されている。Office Home and Businessではこれに「Outlook」が追加され、Professionalではさらに「Access」と「Publisher」も搭載されている。
やはり購入前に試用してみたいというユーザーは、3つのエディションのどれでも、60日間有効のフル機能試用版をダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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