東芝は10月5日、3D対応モデルなど個人向けPC「dynabook」「Qosmio」シリーズの新商品として8機種31モデルを、10月22日より順次発売すると発表した。
注目は、3D対応ハイスタンダードノートPCの「dynabook T550/D8A」(市場想定価格:21万前後)だ。3D対応のBlu-rayタイトルゲームに加え、映画やホームビデオなど従来の2D映像を3Dに変換できる。構図識別によって奥行きを生成する「ベースライン3D」、動きのベクトルから奥行きを定め立体視映像を生成する「モーション3D」、物体と背景の色の違いから奥行きを復元する「カラー3D」という3つの高品質3D変換アルゴリズムにより、自然で立体感のある3D映像が楽しめるとしている。
このほかに、ハイスタンダードノートPC「dynabook T560/58A」(同:19万円半ば)、スタンダードノートPC「dynabook T350 シリーズ」(同:12万円半ば〜)、スリムコンパクトノートPC「dynabook R730 シリーズ」(同:17万円前後〜)、ネットノート「dynabook N510 シリーズ」(9万円半ば〜)も発表されている。
Qosmioシリーズは、液晶一体型AVPC「dynabook Qosmio D710/T8A」(同:21万円前後)に新たに2番組録画が可能な2基の地上デジタルTVチューナを搭載。CELL技術を応用した映像専用エンジン「SpursEngine」で高いAV性能を発揮するとしている。また、本体カラーはプレシャスブラックに加え、新色のシャイニーレッドも加わった。
このほかにも、21.5型ワイド液晶一体型AVPC「dynabook Qosmio D710 シリーズ」(市場想定価格16万円〜)、ハイスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T750/T8A」(市場想定価格16万円台半ば)、スタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T560/T4A」(市場想定価格16万円前後)が登場した。
なお、発売日はdynabook N510シリーズのみ10月29日で、その他の機種は10月22日になる予定だ。
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