Microsoftは米国時間9月28日、米ワシントン州シアトルのダウンタウンにあるSafeco Fieldで年次会議を開催する。
この会議の司会を務めるのはコメディアンのAmy Sedaris氏とのことだが、最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏をはじめMicrosoftの幹部はこれ以外になにを計画しているのか?
匿名ブログのMini Microsoftによると、2010年初めからシニアレベルのリーダー数が減少していることもあり、2010年のイベントは例年と比較して幹部のスピーチは少ないという。Robbie Bach氏とSteven Elop氏が去ったため、Microsoftのプレジデントは現在3人(Windows部門のSteven Sinofsky氏、オンラインサービス部門のQi Lu氏、サーバ&ツール部門のBob Muglia氏)となった。現在モバイルコミュニケーション、ゲーム、Office部門を統括しているのはBallmer氏であることからも、Ballmer氏のスピーチが多くを占めると予想されている。
Microsoft Miniは、Microsoftはこの会議で、自社が開発した「Windows Phone 7」用アプリケーションのデモを行うと予想している。Windows Phone 7を搭載した携帯電話は2010年10月に欧州で、11月に米国で発売になると言われていることから、もしそうであれば興味深いし、タイムリーといえるだろう。
Microsoft Miniはまた、Ballmer氏か別の幹部が、参加または(ウェブキャスト経由で)視聴している従業員に対し、2009年より続いている解雇が今度こそ完了したかどうかについて何らかの報告をするとも予想している。わたしは先日、ある読者からMicrosoftのパートナー組織で新たに人員削減があったという情報をもらった。Microsoftの幹部は2010年夏の解雇は数百人規模だったと述べているが、比較的ペースが遅いためか実際よりも大規模な解雇に見える。
Microsoftの年次会議では例年、たくさんの製品がデモされる。そのいくつかはツイートされ、参加できないわれわれを喜ばせてくれるので、期待したい。わたし個人は、スレート分野でなにか新しい、面白いものがあるかどうかが気になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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