人員解雇のうわさや予想があったMicrosoftだが、米国時間7月7日、実際に解雇が実施されたようだ。
わたしが確認した複数のコメントによると--いわゆる「状況に詳しい人々」からの匿名情報だ--、最新の解雇は2009年に2回行われた(合計5000人が対象となった)ものと比べると、それほど残酷なものではなく、幅広い部署にまたがるもののようだ。
Mini Microsoftブログには次々とコメントが寄せられており、わたしは現場にいる個人からの報告(直接的なものも間接的なものも含めて)を集めているところだ。どうやら、今回はマーケティング本部グループ(Central Marketing Group:CMG)、エンタープライズパートナーグループ(Enterprise Partner Group:EPG)、SharePoint/Officeチーム、検索/広告チームなどで人員が削減されたようだ。わたしが聞いた解雇の多くが、マーケティング/営業組織だった。
(いつも通りの但し書きとなるが、Mini Microsoftについて。匿名のコメントなので、報告している人々が実際にMicrosoftの社員なのかどうかを判断することは不可能だ。だが、他の情報筋を基にすると--どのチーム/製品/プロジェクトで人員削減されたのかに関するMini Microsoftのコメントに関しては、2009年の情報はかなり正確なものだった--、同ブログへ寄せられている報告は実際に起こっていることに一致しているようだ。)
現時点では、最終的に何人が解雇されたのか、前年同様2010年にもう1回行われるのかなどに関する情報はない。
米国時間7月6日付けの新しいブログ記事で、Who da'Punk(Miniとして知られる)は、先にMicrosoftが明らかにした「Kin」(開発コード名「Pink」)の撤退について内部情報を報告している。これまでのところ、今回の人員削減でKinチームが「Kinされた」という情報はない。おそらく、MicrosoftはKin開発者の多くをWindows Phone 7チームに異動させたのだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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