Microsoftは米国時間9月16日、「Windows Phone 7」のリリースに合わせて2010年のクリスマスシーズンに提供される予定のいくつかのサードパーティーアプリケーションの詳細を明らかにした。Netflix、Twitter、OpenTable、Flixster、およびTravelocityが、Windows Phone 7アプリケーションを計画していることを認めた。
MicrosoftのBrandon Watson氏はブログ投稿で、「アプリケーションやゲームで著名ないくつかの企業が、Windows Phone 7への適切な高品質コンテンツの提供に向けて作業中である」と述べた。
またMicrosoftは、独自の入札ベースのモバイル広告エクスチェンジを計画していることを発表し、Windows Phone 7アプリケーションを構築するための開発ツールの正式版が完成していると述べた。「Windows Phone Marketplace」での販売に向けたアプリケーションの認証を希望する開発者は、同ツールの正式版を使用する必要があるとWatson氏は述べた。
広告エクスチェンジに関しては、MicrosoftのRaj Kapoor氏は、同社は広告主が、自分の広告のターゲットを、購買層、通信事業者、ロケーションなどの要素に基づいて絞ることのできるツールを提供すると述べた。Click to callとClick to Webの両方のオプションを提供する予定であるとKapoor氏はブログ投稿で述べた。
「このローンチにより、Windows Phone 7アプリケーション開発者は、業界初のリアルタイム入札のMobile Ad Exchange、われわれの優れた広告ターゲッティング、複数の購買モデル、そして、Microsoftの営業担当者を含む主要な再販業者、そして大規模な『adCenter』マーケットプレイスを活用することにより、モバイル広告収入を高めることができる」とKapoor氏は述べた。
今回の発表は、2010年秋のWindows Phone 7搭載電話の初リリースに先立ち実施された。Windows Phone 7は、10月11日にニューヨークで開催されるイベントの目玉となる予定である。Microsoftは、Windows Phone 7 OSを9月初旬に完成させており、早ければ10月には各種端末が、HTC、サムスン、LGと、おそらくは他の企業からも発売される予定である。
Bingも、Windows Phone 7とその他の電話での使用に向けて、モバイルソフトウェア開発キットの無償版がリリースされた(Windows Phone 7は、デフォルト地図プログラムとして「Bing Maps」を使用する)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス