Twitterのサイトリニューアル--2つのペインがもたらす新たな体験

文:Daniel Terdiman(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年09月21日 07時30分

 サンフランシスコ発--Twitterは米国時間9月14日、ウェブサイトの大幅なデザイン変更を発表した。同社の幹部の1人は、このデザイン変更によって、より簡単で、より速く、優れたユーザーエクスペリエンスが実現すると語る。

 サイトのデザイン変更にはがっかりさせられることが多いが、新しいTwitter.comは、この人気のあるマイクロブログサービスのウェブベースインターフェースの根本的なリニューアルに等しい。それは主に、新しいインターフェースが導入され、あらゆる種類のコンテンツ(写真や動画から、ユーザープロフィールや地理位置情報まで)を閲覧できる表示ペインが追加されたからだ。

 Twitterの最高経営責任者(CEO)のEvan Williams氏は、一部のユーザーは新しくなったサイト(以下の動画を参照)をすぐに使えるようになり、ほかのユーザーも数週間以内に使えるようになると述べている。


 Williams氏は、当地のTwitter本社に集まった大勢のテクノロジジャーナリストに対し、このデザイン変更の背後にある基本的な考えは、サービスをより使いやすく、より速くすることだと語った。現在、アクティブユーザーの78%が、Twitterのサービスを利用する際に、モバイル環境やデスクトップ環境で利用可能な数多くのサードパーティー製アプリケーションではなく、Twitter.comを利用しているという。

 Twitterの製品担当ディレクターJason Goldman氏は、デザイン変更によって、さらに多くのユーザーがTwitter.comを利用するようになることを期待しているかと質問されて、「新サイトで得られるエクスペリエンスのために、人々は以前よりも頻繁にサイトを利用するようになると思う」と述べた。

 Twitterは驚異的な速度で成長する間にも、明らかに、ウェブサイトについてのフィードバックに耳を傾けていた。同サービスは1日に約37万アカウントが新規登録されており、そのうちの約16%がモバイルデバイス経由だとWilliams氏は言う。

Twitterは米国時間9月14日、ウェブサイトの全面リニューアルを発表した。新サイトではさまざまなコンテンツを別の表示ペインで閲覧できる。ツイートのタイムラインのメイン表示画面から移動しなくてもいいようにすることで、サイトの価値を高めることがねらいだ。 Twitterは米国時間9月14日、ウェブサイトの全面リニューアルを発表した。新サイトではさまざまなコンテンツを別の表示ペインで閲覧できる。ツイートのタイムラインのメイン表示画面から移動しなくてもいいようにすることで、サイトの価値を高めることがねらいだ。
提供:Daniel Terdiman/CNET

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