ソフトバンク クリエイティブは8月10日、韓国の広告代理店である第一企画が運営、管理する屋外向けデジタルサイネージ端末「Media Pole」に電子書籍の配信を開始した。
配信するコンテンツは、ソフトバンク クリエイティブが全世界に配信権を持つ、ハーレクインコミックスの韓国語版。通行人はMedia Poleのタッチパネルを使って、1タイトルにつき20ページまで無料で立ち読みができる。続きが読みたいユーザーは、iPhoneで画面上のQRコードを読み込むと購入サイトにアクセスできる。
ソフトバンク クリエイティブでは、従来の屋外向けサイネージ端末は、設置場所に応じた交通案内や店舗情報を掲載するのが主な役割だったとしている。今回、電子書籍を配信することで通行人の興味喚起を促進し、Media Poleの媒体価値を高めるとともにコンテンツの認知度向上を図るという。
Media Poleの設置場所は、ソウル市内の繁華街であるカンナム地区の道路沿い。22台の端末に電子書籍を配信する。
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