ジェイアール東日本企画は10月1日、成田エクスプレス(N'EX)の新型車両「E259系」に車内映像媒体「N'EXトレインチャンネル」を設置したと発表した。
JR東日本の特急電車に設置された初めてのデジタルサイネージという。同日より運行を開始している。
N'EXトレインチャンネルは、通路上(中づり位置)に設置された17型モニタに、広告やニュース、天気予報、フライト情報などを放映するデジタルサイネージ。日本語と英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応している。都心の各駅と成田空港を結ぶ成田エクスプレスの特性を生かし、ビジネスマンや旅行客などにターゲットを絞った広告展開が可能という。
ジェイアール東日本企画によると、広告を出稿するクライアント企業は10月2日時点、10社にのぼるとしている。もともと8社の枠は2010年2月まで埋まっているとのことだ。今後は新型車両すべてにN'EXトレインチャンネルを搭載する。N'EXトレインチャンネルへの大容量情報転送に、2010年2月頃をめどにWiMAXを活用する予定としている。
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