バッテリ:もちろん、プロセッサが高速になればバッテリ寿命も改善されるだろう。よくなる方向への変更は何でも大歓迎だ。筆者は、ディスプレイが明るくなることでパフォーマンスに影響が出ることについては心配していない。解像度が2倍になったとしても、iPadよりは小さいのだから、iPadほど多くのピクセルを使う必要はないはずだ。
クラウド対応:Appleがクラウドベースの音楽サービスを採用するといううわさも広まっている。音楽業界筋が3月に米CNETに語ったところでは、そのようなサービスは、2010年の第3四半期までは準備が整わないという。Appleは音楽関係の発表を通常9月に行うことを考えれば、それはありそうなスケジュールだ。
もちろん、新しいiPhoneは、iPhone OS 4の新機能をすべて備えて登場するはずだ。マルチタスク、ホーム画面のフォルダ、電子メール受信箱の統合、カメラの5倍デジタルズームなどだ。基調講演では、この新しいモバイルOSについて、もっと詳しいことが明らかになるだろうし、いつiPhone 3GSに展開されるかも言及されるだろう。
iPhoneに欠けている機能のリストは、以前からほとんど変わっていない。Nicole Lee記者が、iPhone OS 4の発表を受けて、それをうまくまとめているので、詳しくは同記者のブログ記事を参照してほしい。その中のいくつか、例えばAdobe Systemsの「Flash」との互換性や取り外し可能なバッテリなどは、いつになっても実現しないことがかなり確実だと思っているが、オーディオプロファイルや通知バーでの複数の通知などは、実現するかもしれない。ただし、それが今回の新しいiPhoneで実現するかどうかは、WWDCまで分からない。
米国において新しいiPhoneがいつ店頭に並ぶかということについては、さまざまに推測されており、AT&Tが従業員に対し、6月に休暇を取らせなかったとも伝えられている。筆者が聞いたところでは、6月21日月曜日が発売日ではないかということだが、別のうわさでは、7日にも店頭に並ぶかもしれないと言われている。どちらの日付も、Appleが従来金曜日にiPhoneを発売してきたことに反するが、Appleがわれわれを驚かせるということは常にありうる。筆者が思うに、6月の第2週か第3週のどこかで発売されるだろう。7月に発売されるといううわさは、信じようとは思わない。
7日に最新情報のすべてを忘れずにチェックしてほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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