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「グーグル流」のベンチャーキャピタル--CEOシュミット氏が語る

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年05月10日 07時30分
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 カリフォルニア州マウンテンビュー発--Googleがベンチャーキャピタル事業に参入して1年強が経過した。現在同社は10社の新興企業を支援しており、2010年にはさらなる拡大を計画している。

 米国時間5月3日、ファンド担当幹部陣がGoogle本社でGoogle Venturesの現状に関する広範な討論会を主催する中、モバイル決済を手がけるCorduroという企業がGoogle Venturesからの投資を受け入れる最新の新興企業となった。Google VenturesのマネージングパートナーであるBill Maris氏によると、Googleは2010年、興味深い新興企業に約1億ドルを投資したいと考えているという。

 Google Venturesは2009年3月に創設されたが、同社はそれから1年間、自らの活動についてあまり多くを語ってこなかった。Google Venturesは先週末、新しいウェブサイトを開設し、同社チームのフルタイム従業員が16人まで増えたことを明らかにした。

 Googleの最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は、近年はさまざまな新興企業を買収することで知られているGoogleだが、ベンチャー投資について考えるときには、別の目的を念頭に置いていると話す。スタンフォード大学のベンチャーキャピタルのクラスでアシスタントインストラクターを務めるSchmidt氏によると、Googleは、ベイエリア南部の広大な果樹園をシリコンバレーに変えた従来のベンチャーキャピタル企業が採用している戦略や戦術を模倣するが、そこにGoogle独自の要素を追加したいと考えているという。

 Googleはコンピューティングに関する問題(例えば、リスク分析やアルゴリズム処理、あるいは計算に関する複雑な問題で、小規模企業には解決困難だがGoogleにとっては朝飯前のものなど)を抱えている魅力的な新興企業に関心を持っている。Googleからの投資を受け入れる企業は、特定のニーズに関して、Googleのエンジニアリングチームのメンバーから力を借りることができる。Googleのユーザーインターフェースデザイン担当エンジニアであるBraden Kowitz氏は、画像認識技術を手がけるPixazzaという企業が自社のウェブサイトとツールのユーザービリティを改善するのを助けたことがある。

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