この「Schirra」も、現在もNASAの施設で運用されているスーパーコンピュータだ。Schirraは「Mercury 7号」の宇宙飛行士Wally Schirra氏にちなんで名付けられた。NASA高度スーパーコンピューティング部門のチーフRupak Biswas氏によると、Schirraコンピュータは「IBM System p575+」を基盤としており、合計640のコアがあるという。Schirraはメインのスーパーコンピュータになる可能性があると評価されていたが、SGIの機器のために候補からはずされた。それでも、NASAはSchirraを購入し、継続的に運用している。
提供:Daniel Terdiman/CNET