Net Applicationsの「NetMarketShare」によると、「Windows 7」は引き続き急ピッチで導入が進んでおり、2010年3月にウェブにアクセスした機器の10%以上を占めていたという。
Windows 7は、2月のある週末に使用率が10%を超えたが、3月には初めて丸々1カ月間にわたって使用率が10%を上回った。3月にネットにアクセスした機器の10.2%をWindows 7が占め、2月の8.9%からシェアが増加した。
しかし、このシェア増加は旧バージョンの「Windows」の落ち込みが原因で、「Mac」からの乗り換えユーザーによるものではない。「Windows XP」の使用率は65.5%から64.5%へと1ポイント減少、「Windows Vista」は0.5ポイントの減少で16%となった。
人気は高まっているが、Windows 7はまだMicrosoftがMacや「Linux」といった競合OSから市場シェアを奪うのに寄与していない。それどころか、2月に92.1%あったWindowsの市場シェアは3月になって91.6%へと減少した。一方、Macは5%から5.3%にシェアを伸ばし、Linuxのシェアも1%に達している。
Windows 7のシェアは、発売から1カ月もたたないうちに4%に達した。Windows Vistaのシェアが4%に達したのは発売から7カ月ほど経ってからだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス