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「iPad」アプリデベロッパーの挑戦--「iPhone」向けアプリとの違いとは

文:Erica Ogg(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年03月23日 07時30分
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 Steve Jobs氏が「iPad」を発表した時、「iPhone」と「iPod touch」のユーザーは、安心してほっと息をついたかもしれない。

 期待の高いAppleのこのタブレットコンピュータでは、結局、全く新しいアプリケーションを購入する必要はない。「App Store」のほとんどのアプリケーションは、何もしなくてもiPadでも動作するはずだ。Jobs氏が説明したように、iPadのスクリーンにあるボタンの1つをタップすると、iPhoneやiPod touchの3.1インチのスクリーン向けに作られたアプリが、iPadの9.7インチのスクリーンにぴったり合うように変換される。

 単純ではないか。iPadユーザーにとっては確かにそうだ。しかし、そうしたアプリを作っている人々にとっては、iPadはより大きな変化を意味する。iPadは、一部の人には特大のiPod touchだとして片付けられているが、決してそうではない。iPadアプリを作成したり、iPhoneアプリをiPad向けに作り直そうとしたりしている人々は、そのことにすぐ気づくだろう。

 そうした人々の1人がMichael Groves氏だ。同氏は、Wandering Pig Studiosの開発チームの、2人のうちの1人だ。Groves氏は現在、App Storeで「Tap Box」とスノードームアプリの2つのアプリを販売している。Groves氏は、同業者の多くと同じように、iPadに胸を躍らせている。この9.7インチのデバイスで、利用できる有効領域が大きくなったことは重要だ。その主な理由は、比較的小さなiPhoneスクリーン上では正常に機能しなかったアプリが、iPad上ではうまくいくかもしれないからだ。

 「もともとiPhoneアプリと位置づけていながらスクリーンサイズの問題で取りやめにしたゲームについての作業を開始するつもりだ。これがわれわれの(iPadに関する)次のプロジェクトになるだろう」(Groves氏)

GriffinのiPhoneアプリ「iTalk」 GriffinのiPhoneアプリ「iTalk」
提供:Griffin

 しかし、必ずしも大きい方がよいとは限らない。あらゆる種類のAppleアクセサリを製造するGriffin TechnologyのウェブおよびインタラクションデザイナーCameron Daigle氏によれば、これは窮屈なアパートから寝室が3つある郊外の家に引っ越すようなもので、アプリ制作者がiPadの広さに慣れるにはしばらく時間がかかるかもしれないという。

 「そうした人たち(デベロッパーら)は、iPadはスクリーンスペースが5倍大きく、そこでは自分の小さなアプリが変に見えることに気づくだろう。人々がアプリをどのように大きくして、そのスペースを埋めるのか見るのは興味深いだろう。人々がそのスペースを活用する方法を見つけ出すまで、不自然にまばらだったり、不自然に雑然としたりしたアプリをたくさん目にすることだろう」(Daigle氏)

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