Microsoftは米国時間2月24日、「Windows MultiPoint Server 2010」の提供を開始すると発表した。この製品を使えば、1台のマシンで1教室分のシステムを運用することも可能になるという。
MultiPoint Serverは「Windows Server 2008 R2」をベースとしており、それぞれにキーボード、マウス、およびモニタを持つ最大10組までのシステム設定を、1台のサーバで構成できる。
Microsoftのバイスプレジデント、Anthony Salcito氏は声明で「教室においてテクノロジの素晴らしい可能性を現実のものとするために、管理と利用が容易な、手ごろなコンピューティングを必要としているという声が、教育現場の顧客から明確に届いていた」と述べている。
Microsoftは、MultiPoint Serverに取り組んでいることを2009年11月に明らかにしていた。
Linuxと通常版のWindowsですでに同様の利用形態を提供しているNComputingは、MultiPoint Serverを同社の製品ラインアップ全体に組み込むと語っている。
ほかにも、Hewlett-Packard(HP)、ThinGlobal、Tritton、およびWyse Technologyが、MultiPoint Serverをベースとした製品の開発を計画している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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