Wi-Fiのみのモデルは60日以内に出荷が始まり、3Gモデルは90日以内に出荷が始まる予定だ。
アプリに関して言えば、iPadのスクリーンは、Appleのより小型の携帯デバイスのスクリーンに比べて大きい。これは、開発者が画面領域をより広く利用できるということを意味している。その一方、iPadは既存のiPhoneおよびiPod touchのアプリケーションとも後方互換性がある。解像度が小さいスクリーン向けのアプリケーションは、単純に、iPadに合うように拡大される。Appleは開発者に対し、アプリケーションを両方のタイプのハードウェアで動作するように修正するための手段を提供する。
Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏は、iPadのデモンストレーションで、「iTunes」、フォトギャラリー、同社の「Safari」ウェブブラウザ、「iCal」、電子メール、「Google Maps」、YouTubeなど、多数のApple製アプリケーションを動かしてみせた。その多くは、iPhone用のものと機能が共通しており、ただスクリーンの有効領域が広い。そのことが最もはっきりと分かるのはAppleの「Mail」アプリで、iPadでは2つのパネルを表示できるようになり、大きい方のパネルには選択した電子メールのプレビューが表示される。Jobs氏によると、同社のアプリはすべて、大きくなったディスプレイにネイティブでフィットするよう書き換えられたという。
ほかにも数社が、iPad向けに最適化された新しいアプリケーションのデモを行った。
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