楽天、バイドゥと組んで中国EC市場に進出--合弁会社を設立

永井美智子(編集部)2010年01月27日 17時37分

 楽天は1月27日、中国のポータル大手企業である百度(バイドゥ)との間で、合弁会社を設立することについて合意したと発表した。中国においてインターネットショッピングモール事業を展開する。

 バイドゥは中国国内の中国語検索サービスでトップシェアを持つ企業。バイドゥの持つ集客力やマーケティング力と、楽天のECプラットフォーム技術やショッピングモールの運営ノウハウを組み合わせ、中国国内最大規模のインターネットショッピングモールを目指すという。将来的には日本の楽天市場と連携し、日本の出店者が中国に商品を販売できるようにしたいとのこと。

 合弁会社への出資総額は当初3年間で総額約43億円。出資比率は楽天51%、バイドゥ49%の予定だ。代表者は楽天から派遣される。サービスは中国当局の許認可を得た上で、2010年後半に開始する方針だ。

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