この始皇帝ケータイ、パッケージとミニチュア銅像が重要でケータイは適当なもの、って思われるかもしれない。だってケータイというよりお土産品として売られているような感じだからね。ところがどっこい、ケータイ本体だって実はしっかり作られているのだ。
まずは外観。金属素材を利用しており、がっしりとした作りになっている。また、ちと無理があるが上部には顔がついており、始皇帝の姿をしているっぽい。顔の部分が小さくてバランス悪いがまぁ、ただのケータイに顔をつけるってんだからこれくらいのサイズが限界なんだろう。顔の作りはよーく見ると始皇帝というより、実はどっかのイケメンてな感じ。まぁ細かい表情まではさすがに成型するのは難しいのかな。
ディスプレイは非表示時はミラーとなる。また注目すべきは数字キー部分。数字キーといえば普通は12345……と算用数字が記載されているものだが、この始皇帝ケータイは中国の昔の旧字体の漢数字で数字が書かれているのだ。いわゆる壱弐参……の旧字体をさらに象形文字にしたような古い文字なのね。始皇帝時代の書体を使うだなんて凝りに凝ってるなぁー。
また側面にはこれまた何かの文字。始皇帝の語った文字なのかもしれないが筆者は勉強不足なのでよくわかってないのが残念。そして背面は鎧のようなデザインになっている。なお背面下側には象形文字らしきものがあり、その下には「DIGITAL MOBILE」の表記。これがメーカー名と思ったらそうではないようで、こんなスバラシイ製品を作り上げたメーカーが不明ってのはとってももったない!
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