ACCESSは12月22日、電子書籍ファイルフォーマット規格「EPUB」に準拠した電子書籍ビューア「NetFront Book Viewer EPUB Edition v1.0」を開発したことを発表した。
NetFront Book Viewer EPUB Edition v1.0は、携帯電話や情報家電向けブラウザ「NetFront Browser」のエンジンをベースにしたEPUB規格準拠の電子書籍ビューア。英語などの横書きテキストに加えて、日本語や中国語(簡体、繁体)、韓国語などの縦書きテキストも表示、閲覧が可能になっている。
本文へのハイライトやしおりの挿入、メモの追記といった機能も搭載されている。同ビューアを採用することで、EPUBに対応した電子書籍コンテンツを活用できることから、通信事業者や端末メーカーなどは投資を抑えつつ、アジア言語表示での電子書籍ビジネスへの参入が可能になるとしている。
ACCESSでは、今回のEPUB準拠の電子書籍ビューアをはじめとして、小説やコミックの閲覧環境を提供する電子書籍ビューア「NetFront Book Viewer v2.0」、書籍データを容易に電子コンテンツ化するオーサリングツール「NetFront Book Builder」、電子書籍を販売する「ケータイ書店Booker's」といった出版プラットフォーム事業を展開するとしている。
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