日本電子出版協会(JEPA)は11月12日、欧米の読書端末や電子書籍の標準フォーマットである「ePub(イーパブ)」の調査研究、普及啓蒙、日本語処理の推進を目的とした「ePub研究会」を発足したと発表した。
ePub形式は、米国の標準化団体IDPF(International Digital Publishing Forum)が策定した電子書籍のフォーマット。XMLをベースに、画面サイズに合わせたテキストの流し込みや、さまざまなデバイスへのテキストと画像表示が可能だ。
このほど発足した研究会では、ePubでの縦書き、ルビ、禁則など日本語処理を今後推進していく。また、「Amazon Kindle」をはじめ「Barnes & Noble Nook」「SONY Reader」など、米国で低価格で販売されている電子書籍端末の日本語版の発売を促す。
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