本稿では、ブックレビューで取りあげた約40冊の中から、合計10冊の本を「ビジネスパーソンのための課題図書」として厳選した。各書籍は、話題となったキーワードごとに1冊ずつ紹介している。正月休みの間に読む本の参考になれば幸いだ。
今年、最も注目され現在も話題となっているTwitter。著名人や芸能人、政治家など、社会的に影響力の高い人々がつぶやきはじめ、マスメディアでも取りあげられるようになり、瞬く間にユーザー数が急増した。たった140文字と侮るなかれ。個人の趣味の話から企業のマーケティングにまで利用範囲の広がったTwitterの基礎知識を得るのに最適な1冊。
「ツイッター 140文字が世界を変える」6月にiPhone 3GSが発売されてから約半年が経ったが、iPhoneユーザー数増加の勢いは止まらない。iPhoneを利用して効率アップを図り、生産性を大幅に向上させたいなら、本書は必読。デスクトップにあるファイルとの連携やスケジュールの管理など、iPhoneとウェブサービスなどを組み合わせた情報整理の方法が網羅されている。
「iPhone情報整理術 あなたを情報“強者”に変える 57 の活用法!」世界的な経済危機と言われ、解雇や倒産といったニュースが引きも切らず報道された2009年。年が明けても、この状況はしばらく変わらないだろう。自分だけは大丈夫と思っていては甘すぎる。本書を読んで、この時代を生き残るために、社内でも社外でも通用するスキルを磨き、いざという時のために備えるのが賢明だ。
「本田式サバイバル・キャリア術」いざというときの備えは、金銭的な面でも必要だ。先々の給与をあてにしたカードでの買い物が多いと、突然職を失った場合にどうなるか。考えるだけでも不安だ。もしもに備えるだけでなく、将来の夢や希望をかなえるためにも必要な貯金をするために、本書を読んで浪費体質を改善し、貯金体質になっておきたい。
「年収200万円からの貯金生活宣言」無理をしすぎていることに自分では気付かないうちに、うつ病などの心の病にかかってしまっている例が後を絶たない。本当の病気になってしまう前に、日ごろから自分の状態をチェックし、リフレッシュすることが大切だ。本書には、132個ものエネルギー回復法があるので、いずれか自分にぴったりの方法が見つかるだろう。
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