朝、寝覚めが悪くなかなか起き上がれない、仕事中でもボーッとしてしまう、肩こりがひどすぎて週に1回のマッサージではどうにもならない……。あらゆる不調に悩まされているのなら、それは単なる夏バテではなく、疲労がたまりすぎている可能性がある。そのまま無理を続けて、取り返しのつかないことになる前に、自分でできる疲労回復法を試してみよう。
本書には、体のエネルギー回復のための方法が、なんと132個も載っている。「エネルギー」と言っても、漠然としたイメージしか思い浮かばないかもしれないが、冒頭に「エネルギーとは何か」について筆者の考えが「エネルギーと健康は違う」「エネルギーとモチベーションは違う」というように分かりやすく説明されている。
本文では、エネルギーをダウンさせるものとして、例えば「一日中デスクワーク」が挙げられた後に、エネルギーをアップさせる方法として「休憩をとる」を挙げ、良くない習慣と対処方法がセットになって書かれているのが分かりやすい。著者は女性だが、男女関係なく、今すぐ実行できる対処法が多い。
目次を見て、自分が困っていることへの対処法だけを読むのもいいが、最初から最後まで、ざっとでもいいので目を通すことをお勧めする。なぜなら、自分で自覚していなかった習慣が、じつはエネルギーを消耗させている事かもしれないからだ。
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