Intel、Dell、NEC、東芝、Microsoftなど大手企業が加盟する団体Wireless Gigabit Alliance(WiGig Alliance)は、新しい「WiGig」規格の策定を完了した。WiGigは、Wireless N(802.11n)の約10倍となる7ギガビット/秒もの速度を実現する予定である。
しかし、既存のWi-Fiネットワークを破棄するのはまだ早い。WiGigは、例えば1つの部屋の中といった、短距離のみに対応する予定だ。したがって、802.11に取って代わるのではなく、それを補完することを目的としている。
そのため、WiGig推進派はこれを、PC、モバイル機器、テレビ、ビデオおよびオーディオプレーヤーなどの家庭用メディア機器のワイヤレス接続に適した技術であると考えている。WiGigはその高速性により、高精細ビデオをテレビやコンピュータへとワイヤレスにストリーミングするための理想的なプラットフォームとなる可能性がある。WiGigはまた、既存のWi-Fi規格との下位互換性も持つ。
WiGigは、免許を必要とせず現時点では比較的利用率の低い、60GHzの周波数帯で動作する。同規格は、WirelessHDやWHDI(Wireless Home Digital Interface)など、Wi-Fiが使用されている、既に成長の著しい超高速ストリーミングの分野に参入することになる。
2009年5月に15社によって発足したWiGig Allianceは、この3カ月間にも新たに4社が加わり、加盟企業数は発足時の2倍となった。NVIDIAが理事会に加わり、AMD、SK Telecom、およびTMCが、コントリビューター企業として加盟した。
同団体は、WiGig規格は現在、加盟企業によるレビューの段階にあり、2010年第1四半期までに製品化を目指す加盟企業に提供される予定であると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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