総務省は11月25日、新たに利用可能な電波の創出を目的にした検討会「新たな電波の活用ビジョンに関する検討チーム」を発足すると発表した。
同検討会は、(1)新たに利用可能な電波を創出するホワイトスペースの活用の早期実現に向けた利用モデルの構築や制度的・技術的課題、(2)地域再生など現代社会の諸問題の解決に寄与する新たな電波活用の方向性やその実現に向けた制度的・技術的課題等――を中心に最新の技術動向や海外動向等を踏まえ、検討していくとのことだ。
構成メンバーには、情報通信担当の総務副大臣のほか、座長を務める中央大学理工学部教授の土居範久氏など11名の有識者が参加。12月2日に第1回会合を開催し、2011年7月をめどに提言を取りまとめる方針だ。
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