2008年夏、Jobs氏の外見をめぐって大騒ぎになり、Jobs氏の主席広報担当者が、同氏は「一般的な感染症にかかっている」と答えていたことを忘れた人はいないだろう。その後、同氏は健康上の深刻な問題のために、2009年になってから肝臓移植を受けたことが明らかになっている。
3月、販売部門の従業員がレイオフされたといううわさが渦巻いたときには、Appleの関係者はこの報道を否定していた。しかし後に、職を失った人々が声をあげて、この報道を裏付けた。
そしてつい数週間前、Jobs氏がNew York Timesに対して、Appleが「iPod touch」にカメラを搭載しないのは消費者にとって意味がないからだと語ったとき、Appleウォッチャーたちは、Jobs氏が意図的に事実と異なる説明をしたのではないかと疑った。新しいiPod touchを分解してみると、その設計にはカメラセンサ用のスペースがあることが明らかになり、その疑いが強まった。
Appleはいくつかの業界で強い影響力を持っており、人々が好む製品を作っている。しかし、何も包み隠さずにいることができると消費者に信頼されることは重要だ。例えば、カメラ付きの新モデルが製造上の問題によって遅れただけで、近々発売するかもしれないというときに、カメラのないiPod touchをうまく売り込むということになれば、なおさらだ。
しかし、多くの消費者は少しも気にかけていないということも事実だ。Appleには特に忠実なファンがいて、今までに、ごまかしたり誤解を招く情報を流したりしたとして同社の決算に影響が出たことはない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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