子どもたちを狙う悪意ある大人やオンラインいじめからの保護、未成年には不適当なウェブサイトへの訪問のブロックなどに活用されるソフトウェアが、(インターネット上の)子どもたちの会話から情報を収集して、マーケティングに用いることを望む他の企業に対し、その収集データを統合したフォームで販売していることが明らかになった。
Echometrixの最高経営責任者(CEO)であるJeffrey Greene氏は、同社が販売する「Sentry Parental Controls」について、子どもたちがインスタントメッセージングやチャットルームで略して打ち込む「POS(親に監視されている)」といったスラングに代表される「ウェブ英語」とも呼ばれる表現をカバーした、2万9000語に上るデータベースを分析しつつ、もし子どもたちがインターネット上で不適切な利用をしていると判断するならば、保護者に警告を発する機能が搭載されていると説明した。
また、単に子どもたちの問題となりそうなインターネット利用を保護者に通知するのみならず、同社は、総合的に収集された情報のサマリデータを他社へと販売している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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