総務省は8月17日、世界における日本のICTインフラの現状を評価した「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」の2008年版を公表した。
同報告書は、ICTインフラを(1)利用料金、(2)高速性、(3)安全性、(4)モバイル度、(5)普及度、(6)社会基盤性の6分野12項目にわたって評価。アジア、北米、ヨーロッパ、北欧、オセアニアの世界主要24カ国・地域のICTインフラ充実度を格付けした。
その結果、前年同様に国際ランキングの1位は日本、韓国、フィンランドの順。以下上位10カ国では、4位オランダ、5位スウェーデンを含む北欧諸国3カ国、9位シンガポール、10位香港を含むアジア4カ国がランクインした。
個別の評価では、日本は「ブロードバンド料金・速度」、「光ファイバー比率」、「パソコンのボット感染度」、「第三世代携帯電話比率」で世界一の水準。一方、「携帯電話普及率」(21位)、「ブロードバンド普及率」(15位)、「ICT投資割合」(13位)など、ICTインフラの「普及度」や「社会基盤性」などの項目が評価が低かった。
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