NTTは3月31日、総務省が推進するユビキタス特区事業の一環として、「次世代無線ネットワーク」の実証実験を開始した。モノ同士をネットワークでつなぐことにより、安全とエコをサポートする通信インフラを構築したい考えだ。
次世代無線ネットワークの実証実験では、新たに開発した「広域ユビキタスネットワーク」を利用。これに、移動体(自転車)管理サービス、ガス検針サービス、遠隔監視制御サービスといった3つのサービスアプリケーションサーバを接続させる。これにより、ガスメーターの検針情報収集や盗難自転車の追跡などが可能になるとのこと。
実証実験は、280MHz帯を用い、3月31日から2011年3月31日までの期間に実施。墨田区、葛飾区、江戸川区を中心に展開するという。
NTTでは、今回の実証実験を通じ、広域ユビキタスネットワークの有効性を検証するという。
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